マルジェラのしつけ糸が話題となっています。
一見、しつけ糸にも見えますが、これは4つの白いステッチ（縫い目）です。
マルジェラの4つの糸に込められた意味と切ってもいいのか調べました。
マルジェラのしつけ糸ではない！
メゾン・マルジェラの商品に見られる「4つの糸」は、しつけ糸ではありません。
通常、しつけ糸は一時的なもので、最終的な製品では取り除かれます。
しかし、マルジェラの4つの糸は、ブランドのロゴの一部として意図的に設計されている商品のデザインです。
マルジェラの4つの糸の意味
マルジェラは、1988年にベルギー出身のデザイナー、マルタン・マルジェラによって創設されました。
メゾン・マルジェラにおける「4つの糸」の意味はシンプルです。
マルジェラの4つの糸は、「ブランドネームに囚われず、服そのものに目を向けてほしい」というデザイナーの思いが込められています。
マルジェラでは、ブランドタグを付ける代わりに、この4つのステッチを用いています。
このデザインは、メゾン・マルジェラの創設者であるマルタン・マルジェラによって考案されました。
伝統的なファッションの枠を超えたいという思いから、目立つブランドロゴを排除し、代わりにこの控えめなステッチを導入しました。
4つの糸は、ブランドのアイコンとして定着しており、世界中のファッション愛好家から支持されています。
マルジェラは、服飾業界の既成概念に囚われず、新しい価値観を提案するデザイナーとして知られています。
一見しつ系とのも見える、4つの糸はブランドネームに注目するのではなく、服そのもののデザインや素材感を重視してほしいというマルジェラの思いから生まれました。
マルジェラの4つの糸は切ってもいい？
マルジェラの4つの糸は、切るか切らないかは、個人の好みによって異なります。
マルジェラの4つの糸は、ブランド名やロゴを一切印刷していないシンプルなデザインです。
これは、ブランドネームに注目するのではなく、服そのもののデザインや素材感を重視してほしいというマルジェラの思いから生まれました。
マルジェラの4つの糸は切る
ブランドネームではなく、服そのものを見てほしいという思いが込められているため、もちろん糸を切ってしまっても問題はありません。
マルジェラはタグを外しやすくするために4つの糸を施しているため、タグを外して着ることを推奨していると言う声もあります。
マルジェラの4つの糸は切らない
4つの糸を切ってしまうと、マルジェラブランドのアイコンとしての意味が失われてしまいます。
つまり、これらのステッチを切ることは、ブランドの特徴を損なうことになります。
基本的には糸は切らずに残したままの人が大半だと思います。
マルジュラの商品は安いものではありません。
私自身も糸を切ってしまうのはもったいなくて、切らずに使用しています。
